家で筋トレするとき、便利なグッズがあります。
もちろん本格的な器具があればいいのでしょうが、普段はジムに通ったりして、家では簡易的なトレーニングをしている人が大半ではないでしょうか。
いままでたくさんのグッズを試してきましたが、その中でも本当によかったものを紹介します。
判断基準は、あくまでも個人的ですが、効果があって、簡単で、安くて購入しやすいもので、今でも使い続けているものです。
いろいろなものを使って腹筋を鍛えていたころ、これを見つけました。それまでにも見たことはあったけれど、腹筋に効くのかはまだわからない状態でした。
たしか、Gacktさんがしゃべくり007でやっていたのを見て、興味がわいたのです。
腹筋に効果的で、体幹にもいい運動です。
腹直筋に効いて、バキバキになるとの触れ込みでした。
アマゾンで調べると、値段も手ごろです。大体1000円~くらいでした。
これはやるべきだろうと思い、購入します。
種類は1輪のものと、2輪ついているものがあります。
1輪のものは不安定になるため、車輪がやや太く作ってあります。
2輪のものがほとんどですが、その中でも、2輪がぴったりくっついたものと、少し離れているものとがあります。
離れているほうが、やはり安定します。
一番の違いは、車輪のサイズです。
主流は径15㎝タイプと18㎝タイプです。
小さいと負荷が大きくなり、13㎝とかもありますが、実際に使いやすいのは18㎝かそれ以上のものがいいと思います。
4輪のものもありますが、4輪車のようでかなり特殊です。安定性は増しますが、かなり低い体勢になり、高負荷の上級者向けローラーになります。
やり方は簡単です。
まずは膝をついてやる「膝コロ」です。
膝をついて、いわゆる立ち膝の状態になります。
両手でローラーをもって、ゆっくり前に転がしていくだけです。
おなかが伸びて、両手も背伸びをするくらいに伸びたら、ゆっくり腹筋を使って戻します。
最初のうちは手までは伸ばせないと思いますので、限界ギリギリのところで引き返してOKです。
これを1セット8回-12回、2-3セットやります。
膝コロが余裕でできるようになったら、次のステップは「立ちコロ」です。
足は肩幅にして立ち、同じようにローラーを前に転がしていきます。
耐えれる限界まで行ったら、戻します。
理想的には体が床に平衡になるくらい伸ばした状態です。
かなりの高負荷で、簡単にはできません。
体幹を鍛えるプランクよりもハードな姿勢です。
私は全力でやっても2回くらいしかできません。あまり力むのは年齢的によくないと思い、普段は膝コロオンリーです。血管が切れたら大変です。
普段は10回を2セットくらいやっています。
もちろん、やったりやらなかったりで、毎日やっているわけではありません。週に2回前後程度ですが、腹筋はついていると思います。
ぜい肉が邪魔して腹筋は見えませんが、腹筋と体幹もある程度鍛えられたかなと思います。
立ちコロができない時、それをアシストするタイプのローラーがあります。
内部にバネが入っており、ある程度前に回すと逆回転するタイプです。リバウンド機能といいます。
いわゆるチョロQの逆バージョンです。戻るときにバネが効いていて少し楽に戻れます。
最初のころ購入したのですが、これを使うとできなかった立ちコロがなんとかできます。自力で戻ろうとするため、腰への負担も軽減できます。
また、膝コロもできない人にも、少しアシストしてくれるので役に立つと思います。
ただ、若干制限があります。
立った状態から、転がしていくと、完全に体が伸びるまではいけないのです。
バネが巻ききってしまうのか、転がしている途中で止まってしまいます。それ以上は転がらないのです。体が少しへの字になった状態です。
足元から転がすと、伸ばしていく途中で巻ききるようなので、少し足元から離しておくと最後まで行けます。
あらかじめ、限界まで転がして巻ききっておき、最長点から引き戻していくと、だいたいの始める位置が決まります。
身長にもよりますが、足元より50㎝くらい先に置いておくとちょうどいいくらいでした。
リバウンド機能があると、補助を利用した使い方ができます。
限界まで伸ばすとき、ゆっくりじわじわ勧められ、戻すときもじわじわとゆっくり引き戻すことが可能です。ちょっとづつ動くだけでも、バネが戻そうとしてくれます。
限界を少し長い時間楽しめるのです。
どちらを使うかは好みと気分の問題です。効果にはほとんど差はありません。
腹筋運動は器具を使わないでもできます。
おすすめはクランクです。
器具を使う場合は、腹筋ローラーがおすすめです。安いので私は職場にも買って、一つ置いています。
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