最近、というか、ここ数年、韓国ドラマをときどきだけど、はまって見ています。
といっても、ほんとに時々です。ごく、たまに くらい。
いままで韓国ドラマはあまり見たことがありません。
冬ソナにもはまったことはありませんし、ちゃんと見たことがありません。
韓流ブームのときもそれほど興味はありませんでした。
K POPブームがきましたが、ドラマは別物でした。
ほとんど見ることはありませんでした。
WOWOWやスカパーで時々やっていたのを、たまたま見たのがきっかけだったと思います。
初回放送(第一話)からみると、けっこう面白そうなものもあり、ついつい見ていたようです。
それでも有名どころはほとんど見ていないと思います。
今まで私が見たドラマは、
シティハンター イン ソウル(イ・ミンホ)
ロマンスタウン
太陽の花嫁
青い鳥の輪舞
上品な彼女(キム・ヒソン)
君の声が聞こえる(イ・ジョンソク)くらいです。
少ないと言えば少ないです。はい。
ファンというわけではないので。
第一話をたまたま見て、面白そうだったのでその後も見ていったものです。
途中で見なくなったドラマももちろんあります。展開が面白くなくなったとか。
でも、上の6つは最終回まで見てしまいました。
それでも、韓国時代劇はまったく見る気がしませんでした。
「チャングムの誓い」といった有名なものももちろんあるのですが、日本の時代劇もほとんど見ないのに、韓国の時代劇はなおさら見る気なしです。
放送があるのは知っていても目に入りませんでした。いままで。
ただ 今現在(2019年3月)、NHKで放送しているドラマは、「オクニョ 運命の人(原題:獄中花)」という時代劇です。
もちろん これもあまり見る気はなかったのですが、予告編で女忍の格好をしたヒロインがかっこよさげだったので、一話だけ見ようと思ったのでした。
でも、最初は若い子供時代からのスタートでした。役者もチン・セヨンさんではありません。
話の展開も専門用語(韓国語)が出てきてとっつきにくかったものです。
何者かに追われていた妊婦が切られ、獄中で出産するという展開からなんとなく話に引き込まれました。
見なくてもいいかなといった気持ちが、すぐに薄れていったのです。
専門用語といっても役所の呼び方だったり、役人や身分の呼び方だったりのことですので、すぐになれます。
ちなみに、切りつけられた妊婦が運び込まれた場所はチョノクソ(典獄署)という刑務所のような所です。
そこで生まれた赤ん坊はオクニョと名付けられ、そこでタモ(茶母)として育てられます。
オクニョは漢字で書くと、「獄女」だそうです。
タモとは、お茶係、雑用係のことです。
韓国の時代劇の、しかも刑務所の中の話がメインです。
はまるはずがありません。
とっつきにくいことこの上なし。
しかししかし、なぜか徐々にはまっていって、結局毎週録画してみていました。
成長してから、オクニョは時折女忍の恰好をするのですが、それが凛々しいのです。
なぜ、女忍の恰好かというと、いろいろ いろいろあって、オクニョは諜報員(チェタミン)となってしまうのです。その服装です。
忍者ではありませんが、似たようなものです。
ドラマに出てくる他の悪役もすごいキャラクターです。
日本人にはあまり受け入れられないくらい強烈です。
朝廷の権力者ユン・ウォニョンと、その妻のチョン・ナンジョンという夫婦がいるのですが、これがまたすさまじい悪キャラです。
チョン・ナンジョンの顔は、本当に怖い女性の顔で、見ているこちらが引いてしまうくらいです。
他にも、味方で男前のユン・テオンや、スリのチョンドンといったキャラクターも、いい味だしています。
すぐに始末しろ・殺せとなったり、平気でウソをついたり、あからさまに手のひらかえしたりと、日本人の日常生活に比べると少し違和感もあるのですが、どれも関心するくらいの展開なので、それ自体もまたなんとなく面白くなっています。
3月17日で47話まで来ました。
話もいよいよ、終盤にかかってきていて、ますます楽しみです。
2016年作なので、すでにDVDもでています。
興味のある方は一度見てみてください。
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